両夜行で。

タグ:撮り鉄

前回はキタナい話の終わり方で失礼しました。
さすがに前回の現場は退散。

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今度は少し距離の離れた、強羅方面の線路の踏切に移動です。
こちらはカーブの踏切で、強羅方面に向くとこんな感じの写真が。
紫陽花はこちらも奇麗です。
緑の車体は、特別塗装になってるモハ1型ですね。

そして、来てくれたモハ1型103号車。釣り掛けモーターの音が響きます。あとで絶対乗る。
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この踏切、振り返って大平台行き方向に向きますとこんな感じの構図になります。
絞りを開放して、手前の紫陽花にピントを合わせますと、向こうの線路がボケていい感じ。

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そして今回個人的な一番当たりの写真がこちら。
紫陽花の向こうにモハ1型。ちょっと…かなりこれは自分では気に入りました。

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この踏切が一番気に入ったかな。何よりニオイもしないしね!

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モハ1型の後に来たのはアレグラ号。こちらもなかなかいい感じ。
そしてこのころから雨が落ちてきます。
最後の写真でノイズみたいに散っているのが雨粒ですね。

写真を撮りながら気にしていたのは、先ほど箱根湯本に下っていったモハ1型が折り返してくる時間。
写真だけじゃなく、せっかくだから釣り掛けモーター車に乗っておかないと。
この時間に下っていったら、箱根湯本で折り返すのはこの電車であろう…と見当を付け、大平台駅に戻ります。

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次に来る強羅行きがモハ1かな、と大平台駅ホームで待っていますと…ビンゴ!
103号車を先頭に、モーターを唸らせてモハ1型がやって来ました。

車両の床が高いのか、ホームからはなかなか高いステップを登って電車に乗り込みます。
車内は結構な込み具合。観光客風の方も多いですが、私と同じようにモハ1目当てで乗車されていると思しき方もそれなりにという感じ。
宮ノ下駅までのひと駅の区間だけではありますが、釣り掛け駆動のモハ1型の最後の乗車を楽しみましょう。

まあ、ひと駅とはいえ、この区間、途中にスイッチバックあり、信号所ありと、10分くらい存分に楽しめるのですが。
車窓の動画をyoutubeにアップロードしましたので、釣り掛けサウンドや勾配の様子を知りたい方はこちらからどうぞ。


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宮ノ下駅でモハ1型を見送り、改札を出てすぐ折り返し。
帰りもモハ1型でした。こちらは釣り掛け駆動ではなく、後年改造されている車両なのですが、なんかラッキー?
宮ノ下駅から折り返すころには、雨がますます強くなってきました。

折り返して大平台駅に戻り、ここでもう一度途中下車。
今度は遊歩道をしばらく歩き、さっきとは別の踏切へ。
こちらで最後に、先ほど乗ったモハ1型を写真に収めようとの腹積もりです。

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踏切ではまずベルニナ号で構図を確認し、しばし待ちまして…
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箱根湯本に下る103号車をゲット!
ピント等も問題なくてよかった。

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ここの踏切でもいろいろな写真に挑戦。
それにしても、やはり箱根登山線は紫陽花の季節が良いですね。
写真がいっぱい撮れて、大満足な一日となりました。



なお、家族旅行の時にも、けっきょく撮影もしちゃったりしました。
モハ1も乗りました。都合よく来ちゃったんだから仕方ないですよね!

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いつものように間が空きました。
お久しぶりです。深大です。
なかなか一度更新が途切れると暫く放置してしまう悪癖があるのですが、こうやって文章をのんべんだらりとアウトプットしてゆくのも大事だよなと最近つとに思いまして。
仕事のうえでも、文章力、表現力って大事だよね、って。
…まあ、このブログ書くのがどれだけ仕事の文章力に役立つのかという話はさて置いて。

だんだん秋も深まりつつある季節ですが、ちょっと季節を遡りまして、今年の梅雨の季節にお出かけした話を書いてゆこうと思います。



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承前です。

2019年1月19日(土)、この日は朝からいい天気。
朝方、静岡県富士市を走る岳南電車の撮影を終え、東海道本線吉原駅から三島駅へ移動しました。
三島駅から、伊豆半島を修善寺まで南下する、伊豆箱根鉄道駿豆線という私鉄の路線が出ています。

路線の特徴は、自社発注車と他社から移籍した車両が共に活躍する車両のバリエーションの豊富さと、何より、東京から修善寺を結ぶ、JRの特急「踊り子」の乗り入れ。
その特急「踊り子」、現在伊豆箱根鉄道に乗り入れる車両は、旧国鉄時代に誕生した185系特急電車。
既に新製から40年近くを経過し、再来年を目途に、現在は中央本線を走っているE257系電車への置き換えがアナウンスされています。
関東に長く住まう身としては馴染みのある車両と富士山の組み合わせを今のうちに写真に収められればいいなと、三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り込みました。
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降り立ったのは三島駅から3駅目の三島二日町駅。
ホームからも富士山が見えますね。

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ここから20分ほど歩いたところにある踏切、「中村踏切」が、富士山をバックに伊豆箱根鉄道を撮影できる有名な撮影ポイントです。到着しますと、この日は10人弱の先客がカメラを構えていました。
私もその中に混じってカメラを構えます。
まずは広角で一枚。


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うーん、解放感はありますが、いまいち富士山が目立っていませんね。
ここは望遠レンズにチェンジです。

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じゃん、とこんな感じ。
俄然、富士山と電車がクローズアップされました。

女の子の絵がラッピングされた電車は、「ラブライブ!」とコラボしたラッピング電車。
カラフルな装いで、写真映えしますね。
でもちょっと、左の木が目立っているので、構図を右に寄せて…

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うーん、もうちょい右。

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と、こんな感じですかね。
先ほどと違うバリエーションのラブライブ!コラボ電車です。
こちらのラッピングは落ち着いた濃紺ベースにカラフルなテキストがかっこいいですね。

この日は三脚にカメラをセットして撮影したのですが、やっぱりちゃんと構図を決めるには三脚は欠かせないなあ、との思いを強くしました。

そして、本命の185系がやってきました。
東京から修善寺に向かう電車です。
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うーん、後部が電柱に隠れてしまっています。少しシャッターが早かったか。



このあとは、もうちょっと線路沿いに寄ったところからも電車を狙ってみました。
こちらはこんな感じ。

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江ノ電とコラボしたキャンペーン塗装の車両です。

右に障害物が映り込んでいるのは…見なかったフリ。
JPGと同時にRAWでも撮っているので、トリミングしちゃえばいいんですけどね。

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こちらも割といい感じの構図に思えたので、何枚か撮影しました。
伊豆箱根鉄道、1時間に片道当たり3~4本とそこそこの本数がある上、単線の路線なので、後追い写真となることを気にしなければ、上り下り両方の列車を同じ構図で写真に収めることができます。
撮ってて楽しいですね~



やがて、今度は修善寺から東京に向かう踊り子号が来るタイミングが近づきました。
もう一度先ほどと同じ場所に移動して、踊り子号が来る前に何本か練習。
構図とシャッターのタイミングを確認します。

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元西武の車両と、ラブライブ!電車。

そしてリベンジとなる踊り子号!
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今度はなかなかいい感じじゃないでしょうか。



踊り子号が撮れたので、中村踏切での撮影を切り上げ、南へ徒歩10分ほど移動。
中村踏切と同様に有名な撮影ポイント、北沢踏切に来てみました。
こちらも何人かの先客が。この日はお昼を過ぎても富士山が奇麗に見えますから、撮影者が集まるのも頷けますね。
ここからはインカーブを向ってくる電車と富士山の組み合わせが定番です。
「踊り子」を含めて2枚ほど。
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ただ、個人的には富士山の手前に見える資材置き場? かなんかの武骨な見え方が、ちょっと「うーん」って感じでしたので、線路を渡ってカーブの外側に移動しました。
こちらから望遠で撮りますと、列車が強調される構図となり、大迫力!

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「ラブライブ!」コラボの電車が2本とも撮れちゃいました。
この構図の撮影が、伊豆箱根鉄道では一番気に入りました!

そんなこんなで、気が付けば日が傾き始める時間となっていました。
大満足の撮影を切り上げ、三島までは特急料金無料となる「踊り子」と各駅停車を乗り継いで、のんびり帰宅しました。
最後まで富士山が奇麗に見えた、いい一日でした。大満足!

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新しいカメラを買ったということで、やっぱり写真を撮りに行きたくなるのが人情です。
どこかに行って、写真を撮りたいなあ…と思っていたところで、静岡県東部、富士山麓を走る岳南電車(以前は岳南鉄道でしたが、改名しましたね)に元京王5000系電車が導入されるとの報。

冬のこの季節は空気が澄み、自宅のベランダからも富士山が奇麗に見えます。
一富士、二鷹、三茄子、なんて言いますが、この季節はついつい富士山近辺に出かけたくなってしまうのですよね。
鉄道と富士山を絡めた写真を撮りに行くのもいいなあ、なんて思うと、行ってみたくなってしまいました。

そんなわけで、年明け以降、朝から晴天が望めそうな日を狙い、天気予報とにらめっこ。
朝から快晴が見込めそうな2019年の1月19日(土)に、岳南鉄道と、それから伊豆箱根鉄道の撮影に行ってきました。

1月19日、朝6時前、私がカメラを構えて陣取ったのは、岳南電車、岳南原田駅近くの踏切です。
まだ夜も明けきらないこの時間ですが、岳南鉄道は工業地帯を走り抜ける路線としても知られています。
せっかくですから、工場の夜景と絡めた写真を撮るのもいいな、というわけで、前日金曜夜、高速バス「ミッドナイトふじ」号で都内から移動。近隣のネットカフェで時間を潰すという、なかなかアホな苦労をしつつ、岳南電車の初電から撮影を開始しました。
なにしろ、仮に都内を初電で出てたとしても、岳南電車の始発駅である吉原駅に辿り着くのは8時過ぎになってしまいます。
なるべく時間を有効に使いたかったのです。

ちなみに、夜明け前の岳南原田駅は、こんな感じ…
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煙突から出る煙と鉄塔、タンク! いい感じですね。まあ、左の白く光る建物が、大きな斎場というのが、まあ、知ってしまうとうーんという感じではあるのですが。

さすがに、初電が動き始める6時過ぎには大分周囲も明るくなってまして(この日の静岡の日の出は6時53分)、こんな感じの写真が撮れました。
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こちらは2本目。だいぶ明るくなっていますね。
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この日の岳南電車は、元京王5000系の9000系2両編成と、元京王3000系の単行、8000系が運用に入っていました。
初電と、2本目の電車を撮った後は、ジヤトコ前-吉原間の、富士山と岳南電車が奇麗に撮れる撮影スポットまで2.6キロほどを徒歩で移動。
ちなみに、この日は、バスを東名富士バス停で降り、岳南原田駅を通って、ジヤトコ前駅近くのネットカフェまで6キロ、更に岳南原田駅を往復して5キロと、朝の時点で既に10キロ以上歩いていました。何をやっているのやら…って自分でも思います。
途中では富士山が朝日に赤く染まって奇麗でした。こちらも写真を撮っておけばよかったなあ。

富士山撮影スポットは、国道139号線と岳南電車の踏切からちょっと南に入ったあたり。
岳南富士地方卸売市場の裏手のあたりになります。
草生した、一見廃道かと見まごうようなさみしい道でしたが、幸い立ち入り禁止とかにはなっていないようでした。
こちらから撮ったのが下の写真。
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有名な撮影スポットではありますが、自分で撮るのもやっぱりいいなあ。
ただ、反省点としては、手持ちで撮ったのもありますが構図がいまいちというか…
右下の手前の道がちょっと目立ってる気がしますし、2枚目なんか右の電柱が邪魔です。
3枚目はいい感じですが。
三脚持ってたんだから、三脚使えばよかったな。

そのあとは、有名撮影スポットからは国道を挟んで向かい側にあります、牛丼の松屋の横の小道へ。
ここからはカーブを走る電車と富士山が一枚に収まります。
こっちの方が好みかも…
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岳南電車は本数が少なく、このくらいの本数を撮ったところで朝8時半過ぎ。
このあとは、当初の予定では吉原駅から富士宮に行って、富士山本宮浅間大社にお参り&御朱印を頂きに行こうと思っていたのですが、ちょっと岳南電車の魅力にやられ、神社は断念。もうちょっと岳南電車に付き合いましたw

松屋の横から、ジヤトコ前を経由して、岳南原田駅までもうちょっとお散歩。
ジヤトコ前駅近くの踏切、「清朝踏切」で、工業地帯と富士山を絡めて列車と撮影。
工業地帯と、奥にそびえる富士山という、岳南電車の魅力が詰まった、なかなかいい写真が撮れちゃったなあ、なんて、自画自賛ながら思います。
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朝写真を撮った、岳南原田駅近くの踏切でも富士山バックの写真を狙いましたが、こちらは残念ながらシャッターを押すタイミングを完全に間違えてしまいました。
しかも電車が完全に影になってますから、これは撮る時間を間違えましたね。
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そのあとは、岳南原田駅周辺で撮影です。
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岳南原田駅からは、岳南電車に乗り、吉原本町駅で下車。
こちらにある、富知六所浅間神社(ふじろくしょせんげんじんじゃ)にお参りしてきました。
最近は御朱印帳を持ち歩き、出かけた先で御朱印を頂ける神社やお寺がありますと、つい頂いてしまいます。あとから御朱印帳を見返しますと、あ、この時そういえばあそこ行ってたんだな、なんて思い出がよみがえるのが楽しいものです。
浅間神社の本殿は最近建て替えられたようで新しくきれいな建物。境内から富士山が見えるのも素敵ですね。
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そういえば、岳南電車も最近のローカル私鉄のご多分に漏れず、グッズ展開を行っており、その中には何と御朱印帳が。
有人駅である吉原駅、吉原本町駅ほかで購入できます。私は吉原本町駅で購入。
普段はお寺や神社で授かる御朱印帳を使っているのですが、富士山と電車の組み合わせの御朱印帳がなかなかきれいだったので、ついつい購入してしまいました。今使っている御朱印帳が埋まったら、次はこれを使おう。
御朱印帳としては、いわゆる中判サイズのものですが、カバーのビニールが全面をカバーできる、丁寧なつくりのものです。
私が買った青のほかに、赤もあります。
いいもの買っちゃった。
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ちなみに吉原本町駅では、吉原駅までの切符を購入したのですが、こちらはなんと硬券でした。
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それにしても、この日はいいお天気で、出かけてよかったと感じました。
このあとは、吉原駅から東海道本線を東へ。三島駅から出る、伊豆箱根鉄道駿豆線を目指します。

お久しぶりです。深大です。
本業のお仕事が大変な修羅場となってしまい、更新が途絶えてしまい申し訳ありません。
旅行はおろか、休みすらなかなか取れない状態…
まだまだ暇にはならないんですが、今日はなんとか時間が取れたので、出雲旅行の続きをば。



前夜は鳥取のホテルに泊まり、明けて2016年6月4日(土)の朝。
この日は鳥取から山陰本線を東進。豊岡で京都丹後鉄道に乗り換え、天橋立を目指します。
まず乗るのは、鳥取発5時28分の浜坂行きの初電。
わざわざこんな時間から動き出さなくても…という感じなのですが、旅行に行くとどうしてもフルに時間を使いたい貧乏性ゆえ…
それでも、夏至も近いこの日は、5時過ぎにはすでに空が明るくなっていました。
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