両夜行で。

2014年11月

さて、今回も旅行記はお休み。
しばし、与太話におつきあいください。

目下のところ、12月に出かける予定の北陸旅行のプランニングに熱中している私。
自分にとって、なぜこれほど旅行前のプランニングに熱を入れるのか? なぜこんなにもプランニングが楽しいのか?
ふと振り返って、その理由を考えてみました。



私にとって、旅行を企画するきっかけは割と些細なものでして、最近であれば
「吊り掛け駆動電車のサウンドに浸りたい」とか、「社員旅行の2日目は自由行動したいな」とか。
「『赤いラピート』がかっこいいので、一度生で見てみたい」や、「竜飛海底駅の見学が終了する前に行ってみたい」なんてのもありました。

まあ、最初はそんな、小さなきっかけなのです。
んで、そうすると、そこからがもう止まらないw
いつ行くか、いつ頃なら有休を取れるか、と考えだしてしまうのです。

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静岡旅行のブログ記事まとめる合間に、ちょこちょこ作業…

hokuriku



ダイヤなんか書いちゃったりして…
12月、18きっぷを使って北陸を旅してきます。テヘ。

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 晴れれば、東滑川-魚津間の早月橋、天気が悪化したら魚津か黒部で駅撮り…を目論んでおります。
でも寒そうだから、やっぱり駅撮り?
来年春でラストになる、北越やはくたか、トワイライトエクスプレスを撮れればいいなあ。 

大井川鐵道井川線の接岨峡温泉駅に降り立った私。
空は雨が止まず、駅前にひと気はほとんどなし。

時間はお昼ちょっと前。まずは腹ごしらえ、というわけで、駅から集落のほうに降りましょう。
ちなみに、駅前は民宿が1件あるだけで、お店とかはありません。


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いかにも山間の軽便鉄道ちっくな踏切を渡り、車が通れるかも怪しいような林の中の急坂を抜けると、2車線の道路に出ます。
一応、家や公共施設もそれなりに見え、このあたりはまだ集落という感じがします。
集落の中心のほうに歩いてゆくと、大井川を渡る大きな橋の手前に見えてくるのがコチラのお店。

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「天狗石茶屋」さんです。
ああ、「おそば」ののぼりのなんと心強いこと。
ま、事前に調べた上で来てるんですけどね。
Web上で調べた限りでは、接岨峡温泉駅周辺で外食できるのはここだけっぽいです。
なかなか魅力的な佇まい。


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店内はパイプ椅子に折りたたみテーブルと質素です。
町内会の集会所みたいな感じ。それでも、このあたりで他に食事できる場所もありませんし、私の他にも旅行客っぽいお客さんが数組。
愛想の良いおばちゃん2人が店番されてました。


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おでんにも惹かれましたが、ここは「天ぷらそば」を注文。
数分で出てきたおそばはこんな感じ。
天ぷらはさくさくです。
お蕎麦は、ものすごく美味しい! というわけではありませんでしたが、肌寒い山間の集落であったかいお蕎麦を頂けたのは何よりありがたかったです。

隣には売店コーナーもあり、柏餅やご飯のパック詰など、テイクアウトにも対応。
おばちゃんの対応もあったかい、いいお店でした。

さて、腹を満たした後は、温泉ですよ~!

天狗石茶屋そば(蕎麦) / 接岨峡温泉駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

雨と靄の峡谷を進み、私を乗せた井川線接岨峡温泉行きの列車は「アプトいちしろ」駅に到着。
外はまだ雨が降っていますが、私は客車のドアを手で開けて、ホームの後ろを目指します。

お目当てはコチラの機関車。

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細長いお顔が特徴的な機関車が、係員さんの誘導で列車の後方に連結されました。
ここから次の駅、長島ダム駅までは、コチラの補助機関車の助けを借りて、井川線は更に上流を目指します。

しかし、ここで何故補助の機関車を連結するのかということなのですが。
上の写真、2本のレールの間にぎざぎざのもう1本のレールがあるのにお気づきでしょうか。

このレールの存在こそが、補助の機関車を連結する理由なのですが…
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大井川鐵道大井川本線の終点、千頭駅。
ここはまた、千頭から更に大井川の上流を目指す、大井川鐵道井川線の起点でもあります。

井川線は、ここまで乗ってきた大井川本線と同じ会社の路線ですが、これまで乗ってきた本線の車両とは違い、こんな小さな車両が走ります。

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隣に写っている駅員さんと比べると、車両の小ささが伝わるかと思います。
 
この井川線、もとは大井川上流の奥地で行われるダム工事のための資材を運ぶ、工事用軌道として建設された出自を持ちます。
そのため、一般の鉄道と比べると車両の大きさが小さいのです、
ダム工事終了後、工事用軌道は大井川鐵道の井川線となり、資材だけでなく旅客も運び、小さな路線ながらも、沿線にとって重要な足として活躍することになります。
今日はこれから、この小さな車両で、大井川の峡谷をゆっくりと遡ります。

私が井川線に乗るのは、これが2度目。
とはいえ、前回乗ったのは私が小学生の頃ですから、もう25年以上前!?
実に四半世紀以上前です。おお、文字にしてみると改めて恐ろしい。
ゆえに、前回の乗車の記憶はほとんどありません。今回は新鮮な気持ちで車窓を楽しめそうです。
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